【報告】ジュニア・ロースクールを実施しました

2021年12月9日 

12月1日および12月8日に、弊学模擬法廷室に於いて小学生を対象にしたジュニア・ロースクールを実施しました。

 両日ともに、香川大学教育学部附属高松小学校6年生が、総合学習の一環として司法制度や裁判員裁判などを理解するために法学部を訪問しました。これを受けて、法学部および四国グローバルリーガルセンターでは、法学部2年生のプロゼミの授業内容として実施したものです。
 窃盗をテーマとした刑事事件を素材として学生が小学生と共に模擬裁判を行いました。この模擬裁判に来訪した小学生にも裁判官や書記官といった役割についてもらい、審理を聞いた上で有罪か無罪かの判定を行うなど、司法制度に関する体験学習の場を提供しました。

 参加した小学生は、まず担当教員である当センターの吉田明央弁護士(特命准教授)より、刑法や刑事訴訟法について、疑わしきは罰せずなどの刑事裁判のルール、罪刑法定主義とはどのようなものなのか、また、刑事裁判にはどのような人たちが関係して、どのような役割があるのかといったことの説明を受けました。併せて、窃盗の罪が成立するにはどんな問題点があるかといったことも学びました。
 続いて、吉田教員が指導するプロゼミを受講中の法学部2年生が模擬裁判を実施しました。学生が扮する裁判官1名に加えて小学生2名も裁判官役になり、学生扮する検察官や被告人・弁護人の審理に立ち会い、それぞれの主張の妥当性など事件について活発な意見を出して、真剣に取り組みました。
 審理では、検察官から被告人に対して厳しい質問が出るなど本当の裁判さながらの緊迫したものとなりました。役につかなかった小学生も傍聴席で熱心に審理を見学しました。今回は、いずれも有罪の判決になりましたが、学生、小学生ともに、刑事裁判のルール、様々な意見を取り交わすことの重要性、その中で判決を下すことの難しさをも学んだようです。

また、12月1日には西日本放送、山陽放送、四国新聞、12月8日にはNHKの取材が入り、いずれも模擬裁判の様子や参加小学生へのインタビューが報道されました。

次回は12月22日に実施を予定しています。